農経新聞

青果流通に特化した週刊専門紙

最新号(7月20日付)より

4割近くが営業赤字 主要青果卸の決算 過去2か年から一転
本紙では2025年度(同4月~26年3月、一部例外あり)の全国主要青果卸の決算動向をまとめた(中央卸売市場49社、地方卸売市場44社=計93社)。中央・地方市場とも取扱高が減少に転じる中、過去2か年から一転して総じて経営は悪化。営業赤字は中央市場卸が19社(24年度=3社、23年度=6社)、地方市場卸も16社(同6社、7社)と、いずれも4割近くに。また経常赤字も中央市場卸が14社(同1社、0社)、地方市場も9社(1社、3社)に急増した。利益率は総じて地方市場の方が高く、営業利益率が1%を超したのは中央市場3社、地方市場9社。経常利益率1%超は同4社、13社。営業利益率および経常利益率の最高はいずれもカット野菜を手掛ける倉敷青果の3.91%、3.74%で、丸勘山形青果市場の2.39%、2.55%が続いた。
AI活用 新卒採用数への影響 限定的 リクルートワークス研究所
AI活用の進展が新卒採用数に及ぼす影響は、今年の春先においては限定的であったことが、リクルートワークス研究所の調査で明らかになった。調査は2026年2月27日~3月19日、従業員1000人以上の全国企業1000社の人事部を対象に実施。186社から有効回答を得た。回答企業のうち卸売業・小売業は14.6%を占める。
全日食とトヨタグループ 買い物支援で連携 共同配送、貨客混載など
ボランタリーチェーンを展開する全日本食品(東京都足立区、全日食)とトヨタグループのトヨタ・コニック・プロ(東京都千代田区)はこのほど、「地域の買い物と移動に関する業務連携協定」を締結した。全日食の全国約1600店舗のネットワークとトヨタ・コニック・プロのモビリティ領域の事業開発力を活かし、共同配送や貨客混載など、「人」と「モノ」の移動を一体化したサービスを地域主体で持続可能な事業として成立させることをめざす。
6月売上高 過去最高の14.6億円 ブロッコリー新芽が好調 村上農園
発芽野菜の生産販売で国内最大手の村上農園(村上清貴社長、広島市佐伯区)は、今年6月の売上高が単月で過去最高の14億5600万円を記録したと発表した。健康志向の高まりを背景に、高成分野菜「ブロッコリー スーパースプラウト」と「ブロッコリースプラウト200」の出荷量が急伸したことが追い風となった。両商品合計の出荷量は昨年同月比で156%となり、「ブロッコリー スーパースプラウト」では単月で過去最高の売上高・数量を達成した。

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